１１月２５日Ａ

リビア軍配備延長の動議がトルコ議会に提出

リビアにおけるトルコ軍の任務をさらに２年間延長する動議が、金曜日に議会に提出された。エルドアン大統領が署名した動議は、「リビアにおける停戦と政治対話プロセスの継続、そしてこのプロセスの結果としての平和と安定の確立は、トルコにとって極めて重要である」と述べている。

「リビアから生じるリスクと脅威は、トルコと地域全体にとって持続している。合法的な政府に対する攻撃が再開された場合、地中海沿岸と北アフリカの両方におけるトルコの権益は悪影響を受けるだろう」と動議は指摘した。「紛争の再開を防ぐことは、国連の支援の下で行われる軍事的・政治的交渉の妥結を確実にする上で重要である」と付け加えた。

議会は2020年リビアへの長年の軍隊派遣を初めて許可した。リビアの国連が支援する国民合意政府(GNA)は、首都トリポリを占領しようとするハリファ・ハフタル将軍の軍隊による攻勢をかわすため、トルコに「空、陸、海」の軍事支援を正式に要請した。

トルコとリビアは近年、特に2019年<>月に安全保障協定と海上境界線協定に調印し、合法的なリビア政府が反体制派のハリファ・ハフタル将軍の軍隊を押し返すのを支援するためのトルコの支援を受けて以来、より緊密な関係を築いてきた。

リビア危機では、トルコは、エジプト、フランス、アラブ首長国連邦(UAE)、ロシアの支援を受けたハフタルが率いる東部を拠点とする非合法勢力に対抗して、国連が承認したトリポリの合法政府を支援した。

国連が承認したトリポリ政府に対するトルコの支援は、首都トリポリを占領しようとするハフタル軍の攻勢を撃退する上で極めて重要だった。それは安定期につながり、統一政府の形成をもたらしました。現在の状況において、トルコは、リビア国民の意見を反映した選挙を実施し、リビアに長期的で安定した政府を樹立すべきだと提案している。

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