11月17日
『父親の遺体の下から這い出した娘の将来』
三歳の子供が父親の体の下から出てきたとき、彼女が最初に見たのは体中傷だらけで血だらけの父親の姿だった。
しかも父親はその時すでに死んでいたのだ。こんな場面、不幸にして出会った3歳の子はその後、どんな人生を送るのだろうかと考えてしまう。
トラウマが頭の記憶から一生抜けないのではないだろうか。それだけではなく、その父親の死が彼女を狂気にさせ、正常な神経は持ち得なくなるかもしれない。
こうした出来事はパレスチナのガザでは、日常茶飯のように毎日何十も起こっているのだ。
これじゃ何割かが頭がおかしくなったり、凶暴になるのも無理はないなあと思う。
パレスチンのガザだけではなく、こうした社会的傾向はすべてのアラブに共通してあるんだろう。日本人は幸福だ。