10月10日
『ガザ戦争』
ガザ戦争は、その後も停戦等の動きはなく、双方の攻撃が続いている模様です。そのような状況で、米等のメディアも大きく取り上げているようですから、最新の動きに関してはそのようなメディアをご覧になってください。
どの程度最新のニュースかまた正確さ等については、自信はありませんが、中東のメディアからのニュース取りまとめると取りあえず次の通り・イスラエル政府は、イスラエル人の死者は700人を越え、1000名に達する可能性があるとみている。他方パレスチナ側では、死者が413名に達したとしている。
またパレスチナ側が拉致したイスラエル軍人及び民間人は数十名と言われるが、イスラムジハードは30名を拘束しているとしている。イスラエル内では情報失敗やシェルター不足に対し、政府に対する不満が高まっているが、政府は国境に近い入植地住民を疎開させることとした。
今般の紛争では、パレスチナ側は従来の地下トンネルに頼る戦術を変更し、陸海空から国境を越える作戦をとったが、南部ガザではブルドーザーを用いて国境線を突破し、またそのコマンドが海からイスラエル軍拠点を攻撃、破壊した由。
イスラエル政府は米に対して、精密誘導弾等の供与を要しした由(米はウクライナ戦争に対応するだけでも精いっぱいで、どの程度の余裕があるか?もっともイスラエル支持は米の基本的中東政策で、かなりの無理をしても、これに応じる可能性が強か?)
第3国の動きについて、アラビア語メディアは、米は空母ジェラルドフォード等を東地中海に派遣したと報じている。
他方、ブリンケン国務長官は、ハマスの攻撃の後ろにイランがあるとの情報は見ていないと発言した。国務省は米は紛争のレバノンへの拡大阻止に努力するとした・トルコのエルドアン大統領は、この地域の安定のためにはパレスチナ問題の解決が不可欠と発言した。他方、UAE外務省は、ハマス等がイスラエル人を人質としたことは遺憾であるとした。