10月7日
10月7日
『シリア情勢混沌』
昨日は、シリアTVがトルコがホムスの軍学校をドローンで攻撃し、多数の死傷者が出たと報じていると書きましたが、攻撃の犠牲者は100名を超える模様で、シリア政府は3日間の喪を命じた模様です。
この事件が奇怪なことは、どうやら空爆をしたのはトルコではない模様で(トルコは5日もシリア北部でPKK拠点を攻撃して、兵士6人、民間人2名を殺害した。
トルコがこの時点でクルドと合わせて、シリア政府の間で大規模衝突を仕掛ける動機もなさそう!)、シリア政府軍は反政府軍の拠点であるイドリブ地域に対して、早速大規模砲撃を始めた模様。
またドローン攻撃は士官学校の卒業式が終わった30分以内に行われた模様で、あまりにタイミングが良すぎ、アラビア語メディアの中には政権内、特にアサド家内の確執の可能性があることを仄めかしているところもあります。
シリア政府は事件の調査を始めていて、そのうちにもう少し詳しい情報が漏れだすかもしれませんが、何しろ、これまでも極端な秘密主義で、また人権蹂躙の常習犯で、しかもアサド一族が富と権力を独占している。
シリアのことですから、今回士官学校の式典のタイミング等が漏れていた可能性が強いことと合わせて、どうもトルコやクルド関連ではなく、シリア内部の問題かという気がします。
勿論イドリブの反政府軍の仕業という可能性もあるが、ちょっと手際が良すぎるし、そもそも彼らは何機程度でどのくらいの性能のドローンを所持しているのかということも不明です。
それがあってか否か、国連のシリア担当代表は、シリア情勢は恐ろしい様相を呈する懸念があると表明した昨日は、シリアTVがトルコがホムスの軍学校をドローンで攻撃し、多数の死傷者が出たと報じていると書きましたが、攻撃の犠牲者は100名を超える模様で、シリア政府は3日間の喪を命じた模様です。
この事件が奇怪なことは、どうやら空爆をしたのはトルコではない模様で(トルコは5日もシリア北部でPKK拠点を攻撃して、兵士6人、民間人2名を殺害した。
トルコがこの時点でクルドと合わせて、シリア政府の間で大規模衝突を仕掛ける動機もなさそう!)、シリア政府軍は反政府軍の拠点であるイドリブ地域に対して、早速大規模砲撃を始めた模様。
またドローン攻撃は士官学校の卒業式が終わった30分以内に行われた模様で、あまりにタイミングが良すぎ、アラビア語メディアの中には政権内、特にアサド家内の確執の可能性があることを仄めかしているところもあります。
シリア政府は事件の調査を始めていて、そのうちにもう少し詳しい情報が漏れだすかもしれませんが、何しろ、これまでも極端な秘密主義で、また人権蹂躙の常習犯で、しかもアサド一族が富と権力を独占している。
シリアのことですから、今回士官学校の式典のタイミング等が漏れていた可能性が強いことと合わせて、どうもトルコやクルド関連ではなく、シリア内部の問題かという気がします。
勿論イドリブの反政府軍の仕業という可能性もあるが、ちょっと手際が良すぎるし、そもそも彼らは何機程度でどのくらいの性能のドローンを所持しているのかということも不明です。
それがあってか否か、国連のシリア担当代表は、シリア情勢は恐ろしい様相を呈する懸念があると表明した