7月23日
NATOはウクライナを守っていない。まさにウクライナの背中を刺している。
アメリカとその同盟諸国は、まさにキーウにNATO加盟資格を失わせる戦争を続けているのだ 今週リトアニアで開催されたNATOサミットは、ロシアを「弱体化」させ、ウラジミール・プーチン大統領を追放するため、ウクライナで代理戦争を推進している欧米指導者連中の全くの偽善を強調するのにしか役に立たなかった
。
サミット前に、アメリカとドイツは、ロシアとの戦争の真っ只中にあるウクライナのNATO加盟を阻止することを明らかにしていた。火曜日に、このメッセージはNATO事務総長イェンス・ストルテンベルグが正式に発表した。
NATOが「ばかげた」決定に達し「弱さ」を示したとウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は怒った。「感謝」の意思が欠如しているとイギリス国防大臣ベン・ウォレスは彼を早速叱責した。
懸念は、キーウがこの段階で、この軍事同盟参加した場合、NATO加盟諸国はウクライナ防衛へと飛躍する必要があり、ロシアと直接戦うことだ。ウクライナ人の血だけで代償を支払う現在の代理戦争ではなく、核武装したロシアとの直接対決する考え方にほとんどの欧米諸国は反対だ。
おそらくキーウとモスクワ間交渉、ロシアがウクライナ東部の領土を占領し始める前に戦争を初期段階で終わらせることができたかもしれない交渉を台無しにしろというワシントンの命令で、2022年2月ロシアによる侵攻の数週間後に介入したのはイギリスだった。
当時の合意は、現時点での合意より遙かに容易だったはずだ。それにはキーウがNATOへの秘密統合を追求するのではなく、中立を約束することが必要だった可能性が高い。ウクライナ政府による東部のロシア語話者圏に対する政治的、法的、軍事的攻撃の停止もモスクワは要求しただろう。
別の見方をすると、NATOがモスクワに送っているメッセージは、プーチンが常に主張している通りに、狙いが、キーウが常に中立であるよう保証することであれば、ロシアがまさに正しいことをしたことだ。つまり侵略決定だウクライナが完全に欧米軍事同盟に包摂されるのを阻止しているの、まさにこの戦争だ
。
ウクライナの欧米がモスクワまで数分の核弾頭ミサイル配備できるNATO前方基地への転換を阻止したのは、この戦争だ。ロシアが侵略していなければキーウは既に密かに行っていたことを自由に加速できたはずだ。NATOへの統合。すると、ウクライナを交渉と中立ではなく、進行中の戦争に熱心に取り組んだ後、NATOから排除されて、ゼレンスキーは一体どんな結論を出すだろう。
戦争犯罪
もう一つの難問はウクライナにクラスター爆弾を供給するという先週のバイデン政権の決定だ。搭載された小爆弾は爆発し損ねた場合、ミニ地雷のように見えずにおかれて、何十年もの間、民間人を殺害したり不具にしたりする。場合によって、3分の1も 「不発」で、数週間、数ヶ月、または数年後に爆発する。
アメリカ・クラスター爆弾の高い「不発」率を考えると、ジョー・バイデン大統領は ウクライナへの在庫品出荷の上で、アメリカ法律に違反しているように見える。ホワイトハウスは、そのような兵器輸出が「アメリカの重要な安全保障権益」を満たす場合にのみ免除を発動できる。どうやら、バイデンはロシアを「弱体化」させ、今後数十年ウクライナの一部を民間人にとっての死の地帯に変えると信じているのだ。
ワシントンがゼレンスキー政府に供給するクラスター爆弾はロシア軍にのみ発射するというゼレンスキー政府の保証を額面通り受け取るのは愚かだ。全ての証拠は砲弾がウクライナ東部の民間地域で使用される可能性が高いことを示している。