『ワグナーとシリア』

2023年6月26日

6月26日

 

           『ワグナーとシリア

ワグナーとプーチンの対立で、ワグナーの傭兵がウクライナのみならず、アフリカやリビア等でも手広く活動していることが報道されましたが、al sharq al awsat netは、シリア人権監視網等によると、ロシアはシリアでもワグナーの傭兵を地上兵力として利用してきたが、彼等が今後どうするのか懸念が広がっていると報じています。

ワグナーの中東での活動はリビアでは前から報道されていたが、シリアでの活動はこれまで報じられたことはなく、事実関係は確認できないも、ロシアがその兵力の不足をそこまで傭兵で補っていたとは驚きで、これはロシアの弱さを示すものか、ロシアの拡張主義の執念を示すものか?

とにかくとりあえず記事の要点下記の通りワグナー傭兵のクーデター未遂はシリアでも、これら傭兵が今後如何なる動きをするのか懸念をもって見られている。シリア人権監視網は24日のプレス向け声明で、シリアには旧ソ連地域からの多数のワグナー傭兵がいて、今後の彼らの動向が懸念をもって見られていると表明した。

さらにシリアではワグナーが雇用したシリア人が3000名以上もいる由。彼等はロシア軍地上兵力として、石油地帯のシリア平原や政府軍支配地域に展開している。これに対してロシア兵は空軍機関係及びアドバイザーとして存在している