6月21日
リビア:ハンガーストライキと健康悪化の後、カッザーフィーの息子のハンニバルの状況について情報の錯綜
リビアの元大佐(=指導者)のムアンマル・カッザーフィーの息子のハンニバル・カッザーフィーの問題が再浮上した。これは、ハンニバルがレバノンの拘束地でハンガーストライキの後に体調が悪化した後のことである。
レバノンでは、同人の弁護士が一連の記者会見で、ハンニバルの即時釈放を要求しつつ、この弁護士の依頼人(=ハンニバル)の健康が徐々に悪化していると強調した。
これに反論して、イタリア在住のリビアの若者の一人が発信した短い動画の中に、リビアの国民統一政府首相のアブドゥルハミード・ダビドベイバ首相が登場した。
故人であるリビアの大佐のムアンマル・カッザーフィーの息子で、数年来レバノンで裁判なしに拘束されているハンニバルについて話した。ダビーバ首相は動画の中で、レバノンのナジーブ・ミーカーティー首相と本件について協議するために連絡を取り合っており、ハンニバルはレバノン政府が拘束しているのではないと述べた。
ドベイバ首相は、カッザーフィーの息子は無礼な方法で処遇されており、同人は愚弄されたと述べた。また、ドベイバ首相は、同首相の政府は国外のあらゆるリビア人囚人の状況を注視していると強調した。
同様に、ドベイバ首相は、この問題をとり担当するリビアの委員会を編成し、委員会はハンニバルの問題に対処するためにレバノンを訪問するだろうと述べた。また、同首相は、「ハンニバルは普通の個人ではなく、ムアンマル・カッザーフィーの息子である。(ハンニバルについての)あらゆる意見や告発すべきことがある者は、ハンニバルをリビアの司法府に告訴するように」と述べた。