6月6日
エジプト兵とイスラエル兵の銃撃戦
アラビア語及びイスラエルメディアは、シナイ半島のイスラエル領に近い所で、3日銃撃戦があり、イスラエル兵3名(うち1名は女性兵士の模様)及びイスラエル領内に入ったエジプトの警官1名が死亡したと報じています。
記事は、この事件は、国境地帯での大規模な密輸の摘発活動の際に起こったもので、他にも共犯者等がいるのか捜査が行われている(イスラエル紙は双方の合同捜査としているが、アラビア語メディアはイスラエルの捜査としている。
この点意図的な齟齬か否かは不明だがこの事件は素直に読めば、密輸取り締まりに関連して、エジプト警官が誤って(事前の連絡なしに)イスラエル領内にかなり入り、イスラエル兵との間で銃撃になったものかと思われる。
このところイスラエルの占領地やガザ、さらにシリア等に対する攻撃が激しくなっているので、エジプト人の間でもイスラエルに対する反感が強まっている可能性もあり、深刻な背景の可能性もあるが、いずれにしても合同捜査が行われているとすればが、そのうちより詳しい背景が判明するであろう