6月18日X
『EUウクライナ向け弾丸の自前製造拒否』
EUの21カ国が弾丸の製造拡大法案(ASAP)に記された数項目を国益に反するとして、その削除に支持を示している。EU政策に特化したブリュッセルの独立系メディア「ユーラクティブ」が外交筋からの情報として報じた。
法案に異議を唱える数か国は、欧州委員会が現在の非常事態を各国の統治権を廃止するために悪用していると利用して非難している。
法案を批判する諸国は自国の経済に損失になるとして、軍事の優先的発注の割り当てを決める権利を欧州委員会や少数の加盟国によるグループに渡すことを嫌がっている。
さらに、ユーラクティブは、これらの諸国は製造に関する機密情報の欧州委員会との共有義務から自国企業を解放したいと考えていると指摘している。
弾丸の製造拡大法案は、もともと欧州の産業を2024年の段階で弾丸100万発の生産が可能なレベルまで拡大するために欧州委員会が提案した。
製造された弾丸はその圧倒的大半が弾丸を緊急に必要とするウクライナに供給することを見込んでいる。