5月10日
トルコのエルドアン大統領は5月14日の選挙を前にして、公務員の給与を45パーセント引き上げることを明らかにした。
これはとんでもない思い切った決断と思われ勝ちだが、そうでもあるまい。トルコはインフレのきびしい国である。毎月給料はどんどん実価値がさがっていたのだ。したがって今回の給与45パーセント引き上げも実際には未だ足りないほどであろう。
これ以外にも、トルコのエルドアン大統領は幾つもの選挙対策用の改善策(?)を打ち出しているのだが、どの程度それが選挙でエルドアン支持を、増やすか疑問だ。
こうしたエルドアン大統領の選挙対策用j決定は実はアメリカでも評判がよくないようだ。アメリカ政府は最近になって、トルコの大統領に誰が選出されようとも、アメリカのトルコ対応に変化はないと語っている。
このことはアメリカ政府は既にエルドアン大統領に重気を置いていないということではないのか。
エルドアン大統領病気説も噂され始めており、状況は彼イj決して有利では無さそうだ。トルコのマスコミによれば、エルドアン大統領はテンカンに罹っている、ということのようだ。
それでもエルドアン大統領の選挙における勝利をかたく信じる人たちが多いことも確かだ。選挙はすぐだ、それまで待とう。