４月１７日

スーダンの正規軍隊と緊急即応部隊RSF（日本語の訳はかなりばらつきがある）との衝突はこれまでのところ、首都から北部が中心の模様で、内戦状態とまでは言えない模様だが、双方とも相手を厳しく非難しており、これまでのところ事態鎮静化の気配は見えない。

そのような中でアラビア語メディアは国連事務総長は双方の指導者と電話で会談し、衝突の即時中止と自制を求めたが、米国務長官、アラブ諸国の指導者たちも、同様の動きを示してはいるが、具体的な仲介等の動きは報じられていない（もっともエジプト等はアラブ連盟会合を模索している模様だ。

アラブ連合にどの程度の影響力があるか疑問）また一時ロシアがスーダン軍政府と紅海沿岸に軍港の租借で原則合意したとの報道もあったかと記憶するが、ロシアの反応は報じられていないそのような中で，ＲSFは１５日スーダン軍とエジプト軍の兵士で、RSFに投降したとする者の写真を公表した。

（写真）これを報じたアラビア語ｍディアは、エジプト軍はエチオピアとのナイル川ダムを巡る緊張激化後スーダン軍の訓練にあたっていたが、現在エジプト軍がいかなる目的でスーダン内にいるかは不明としている。

他方エジプト政府及び軍は、エジプトは同国人のスーダン内部での安全を確保するために関係者との調整を密にしているとしているが、エジプト兵のＲＳＦへの投降等については触れていない模様確かに対エチオピア関係もあり、エジプト軍がスーダン軍の訓練にあたっていたちうのは尤もらしいが、何かうらはないのか？）