4月16S日
スーダンでは長いこと同国を支配してきたバシールがクーデターで倒された後、文民勢力とスーダン軍が権力を分け合ってきたが、両者の関係はぎくしゃくしていて、和平と衝突の間を行き来しているような状況で、米国や国連、さらにアフリカ連合等が、その間に立って和解のための仲介努力をしてきていた。
その間緊急介入部隊とか称する武装勢力(RSF 軍の一部としての民兵という所か?)が、急速に力を伸ばし、第3の勢力的立場に立ってきた。この武装勢力が文民勢力対軍部の対立のどこに立つのか、スーダン情勢は余りにだらだらと動いていることもあり、今年に入ってからは真面目にフォローしていなかった。
良く分かりませんが(どうも印象としては、この勢力の指導者hamidati の個人的野心か?、軍との権力闘争のように見えるが?)、今週に入ってから、同勢力と軍が首都ハツツームや多くの北部都市で、その兵力を展開していた模様で、衝突の危険が増大していると報じられていました。
然るに14日頃から、両者の間にハルツーム各地(特に飛行場...・運行停止...・大統領官邸、軍本部等を巡り)で激しい衝突がおこり、これまでに民間人3名が死亡したと伝えられます。
また空軍は軍の支配下にある様で、RSF勢力に対して空爆しているとの報道もありますどうもあやふやな話を尤もらしく書いたのでは申し訳ないので、明日となればもう少し詳しいところも分かるかと思う。