3月24日
最近ロシア・米関係は更にぎすぎすしたものになりつつある感じがするが、これもその一環か?何かきな臭い。
アラビア語メディアは、米中央軍によれば、最近ロシア軍機が、タナフ基地(米軍等の基地でシリアとイラク、ヨルダンの国境に近くにある)基地の上空付近に侵入するケースが目立って増えていると報じています(al sharq al awsar netやal jazeera netでは、1月に14回であった。
この種の飛行が2月にはほとんどなくなったものの、3月には24回または25回に増えていて、最新のものは同基地からほんの1マイルの地点で行われた。
また飛行した機体はスホイ35で、これらは空対空ミサイルや空対地ミサイル、爆弾等を搭載していたが、米軍はこれらの飛行は4年前の米ロの合意違反としているタナフ基地はこれまでも親イランの民兵等により攻撃はされている。
ロシア機がその上空を飛行したとの報道はこれまでなく、しかも3月に入り、その飛行頻度が目立って増加していることが注目される。勿論報道は米軍発表によるもので、事実関係は不明であるも、ロシアが米との対立に対しシリアを使ってシグナルを送った可能性もあるかと思う。