３月２１日

EUはチュニジアが崩壊する可能性があることを恐れている

欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外交政策責任者は月曜日、チュニジアの政治的および経済的状況の悪化を懸念しており、その崩壊を恐れていると述べた。彼はブリュッセルでのEU外相会議の後、「チュニジアの状況は非常に深刻だ」と警告した。
　

「チュニジアが崩壊すれば、EUに移民が流入し、中東・北アフリカ地域に不安定を引き起こす恐れがある。この状況は避けたい」と話した。
　

彼は、外相がベルギーとポルトガルにチュニジアに代表団を派遣し、「欧州連合がその行動を導くことを可能にするための状況の評価」を実施するよう要請したと説明した。しかし、彼は「EUはIMFとの協定に署名できない国を助けることはできない」と付け加えた。
　

彼は、「カイス・サイード大統領はIMFとの合意に署名し、それを実行しなければならない。そうでなければ、状況はチュニジアにとって非常に危険になるだろう」と強調した。