『プーチンは勇敢なのか』

2023年3月20日

3月21日

 ロシアのプーチン大統領はロシア軍が攻撃した、ウクライナの各地を訪問している。これは大分危険なことであろう。それにも拘らず各地を訪問しているということは、プーチン大統領が相当勇敢な人物であるか、ほとんど危険をわきまえない、無謀な人物であるか、そのいずれかであろう。

プーチン大統領は元KGBの幹部である事を考えると、彼の取っている行動は、充分に安全を考慮した結果であろうと思われる。つまり、ロシア軍が攻撃を加えたウクライナの諸都市は、既に安全な状態になっているということだ。

ウクライナのゼレンスキー大統領はウクライナ大勝利をいまだに口にしているが、どうも最近では元気がないようだ。ウクライナ軍には充分な弾薬も武器もないと報告されている。ヨーロッパはもとより、アメリカも最近では真面目にウクライナの味方を、したくない雰囲気になってきている。

笑い話のような話だがウクライナ軍は武器の不足から大分古い武器を引っ張り出してきて使っているということようだ。その武器の写真が最近公開されたが、とても現代戦をやるのに使える代物ではないという感じだった。

つまりプーチン大統領はロシア軍の勝利によって、ウクライナ軍はほとんど抗戦の能力を失っているということを、判断しての行動ということであったろ。

これから先はウクライナ軍側にどんどん戦死者が増えていくということであろう。それがつづくと、今度はウクライナ軍からゼレンスキー大統領を辞任におい込む反旗が翻ることになろう。

プーチン大統領は当初ウクライナへの攻撃には、手心を加えていた。それはウクライナが自国領土だったことがあっての、判断であったたろう。だが今はそうではない、徹底して叩という方向に変わりつつあるのだ。

結果はウクライナの東部地域はオデッサを加えてロシアに領に組み込まれ、ポーランドはウクライナの南西部を占領することになろう。表向きはウクライナ支援ということであろう。

加えて、ベラルースはウクライナの北部を占領することになろう。その口実は自国の安全を守るためということだ。こうしてウクライナはバラバラにされて、地上から国家としては存在しなくなるのであろう。

こんな結果を招いたの、ゼレンスキーという喜劇役者が柄にも無く、政治家しかも大統領に就任したためであろう。今後のウクライナとゼレンスキーを待っているのは、もう喜劇ではなく、悲劇だけであろう。もし、ウクライナがミンスク合意を順守していれば、こういうことにはならなかっただろうに。