2月11日
ウクライナのゼレンスキー大統領が西側の援助国を巡り、鼻息の荒い演説をしている。そのためあたかもウクライナがロシアとの戦争で、勝利するという予測が、日本では拡大している。
どう考えても、ロシア専門家とは言え無い大学の先生たちが、雁首揃えてそう力説しているのだら、素人にはそうなんだろうと思える。私はもう三ヶ月ぐらいかそれよりも前から、ロシア軍の勝利をこの欄で書いてきた。
それは私がロシアの専門家だからいったのではなく、常識人の意見として語ったものだ。ウクライナの何倍もある領土。その地下に眠る膨大な資源、そして沢山の大学生と卒業生たち、つまり学者専門家の数の多さ。
これまでロシアがソ連時代から積み重ねてきた学問専門の知識と武器を作る能力を積み重ね、今ではアメリカを凌駕しているのではないのか。そんなロシアにウクライナが簡単に勝てるはずはあるまい。
ゼレンスキー大統領は役者上がりで、しかも喜劇役者。冗談を言わせたら天下一品なのであろう。彼の語る勝利とは、その喜劇役者の延長線から出てきた、セリフであろう。
もっと分かり易くいうとこうなるのだ。ウクライナには戦闘機はないにもひとしい、戦車は払いさげの中古、いまでは戦車についている砲に使える弾がない。政府高官の汚職で援助された武器は他国に密輸、実際に必要としているウクライナ軍には、ほんの少ししか届かない。
汚職に手を染めている人士のなかには、ゼレンスキー大統領も含まれているのではないのか、彼にはイスラエルに800万ドルの豪邸があり、それ以外にもアメリカか何処かに豪邸があると言われている。
ウクライナ兵は命がけの戦闘を繰り返す中で、武器を送れとさけんでいるが、それは外国からの寄付の武器が、自軍兵支持は届いていない、ということであろう。そこまで腐っているのがウクライナ政府なのであろう。
ウクライナに武器援助をする西側諸国政府はと言えば、援助してやっているということで満足しているのであろうか。表向き反露戦争に西側諸国が、ウクライナを軍事支援しているということだが、ウクライナは古い武器のゴミ捨て場にされている、ということではないのか。もう馬鹿らしくなって、非難するのもうんざりだ。