『目くそ鼻くそを笑う話』

2023年1月15日

1月15A

 目くそが鼻くそを笑うという言葉が日本にはあるが、いまの世の中はまさにその通りであろう。問題はその先端を走っているのが、世界の大国だということだ。例えばアメリカがその典型であり、イギリスも然りだ。

 アメリカもイギリス外交にかこつけて、自国に水をひく外交を展開している。武器の輸出はその典型であろうか。イギリスの日本接近、アメリカの日本接近などは、あくまでも国際正義とは関係なく、自国の利益拡大のためのものであろう。

 そんなことが分からないほど、日本の政治家が無能だとは思いたくないが、相手がアメリカやイギリスではノーと言えないのが日本なのだ。それと日本の政治家が弱腰だということもその典型的な理由であろう。

 しかし、他の国のアメリカやイギリスに対する対応はどうであろうか。ウクライナなどは支援しろといきまいている、そしてその結果、手にした武器は、第三国に密輸し、カネは自分の懐に入れるというやりかただ。

 そこになにがしかの正義があれば、8割9割が間違いであっても残りの1~2割で押し切れるのだ。そんなウクライナと組んで、ダーテイビジネスに首を突っ込んでいるアメリカやイギリスの高官たちにも、何がしかの利益が、自分の懐に転がり込んでくるということではないのか。

 もうきれいごとをいって自分の懐を肥やすという事はやめよう。真正面から正義を語ろう。それが必要な時代なのであろう、とつくずく思う昨今だ。その典型はアメリカの経済崩壊であろう。