ブログ12月1日
トルコのシリア国境地帯侵攻が間近いことがささやかれているところ、aljazeera net等アラビア語メディアの報じるところ次の通り。
軍事作戦であれば、下記の情報がどこまで正確かは確認できないが、ざっと見たところでは、如何にもあり得るように思われる。トルコの公式筋は、トルコ軍は地上進攻に関し、軍事、ロジ面での必要な準備をすべて終えたと語った。
トルコ軍の地上進攻が何時でもありえることを示唆した。他方、トルコ空軍はその後も国境地帯のクルド勢力拠点に対する攻撃を続行している。トルコの進攻作戦は、国境地帯30㎞のシリア領からYPG等のクルド勢力を駆逐することにあるが、その第1段階作戦はtel rafaat
,manbij,ain al arab の制圧にある。
(ロシア、米共にトルコの地上作戦に反対しているが、ロシアはYPGの支配地域に代わってシリア政府軍を入れることを提案している模様のところ)トルコは、ロシアに対してシリア政府軍の導入は拒否して、トルコとしてはYPGの壊滅か、国境ない30㎞地点からの排除を要求しているとした。
クルド勢力は国境地帯からの撤退を拒否している。・他方米軍は、国境地域からの兵力の撤退を検討している模様(米軍の一部はすでに撤退したとの報道もある)いずれにしてもトルコ軍としては、これまでもロシア軍や米軍を狙ったことはなく、今後の作戦においても米ロの兵員に損害を与えないように慎重に軍を進めるだろう。