ログ11月26S日
人権理事会のイラン人権侵害調査
イランの抗議活動は終息の様子を見せない模様ですが、国連人権評議会は24日イランの人権侵害問題を調査するための独立調査団の派遣を決議しました。al sharq al awsat netによれば、この決議案は独とアイスランドが提出したもので、
採決で賛成した国 25国 反対した国 6国 アルメニア、中国、キューバ、エリトリア、パキスタン、ベネズエラ
棄権した国 16国。
反対した国は、アルメニアとかパキスタンのようにイランと関係の深い国か、中国やベネズエラやエリトリアのように自らすねに傷を持つ国のようです因みに名前は理事会ですが、安保理のような憲章上の主要機関ではなく、拒否権もありません。
またすべての加盟国が自動的にメンバーになっている訳ではなく、基本的にはそれぞれの地域から選出された国が、確か総会の選挙でえらばれることとなっています。
メンバーは47国だったか。
イランはこの決議の採択に大いに反発しているようですから、今後の問題はイラン政府がこの調査団を受け入れるか、またありにくいが受け入れの場合には、誰が団長となり、如何なる条件で受け入れるか?
イラン現地情勢が今後どうなるか?イランの強硬派が国際社会の動きに反発して、更に弾圧を強めるか、また抗議者の方はどう動くか?