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イラン:イラン全土で大学の集会と抗議活動閉めるイランの大学は、イラン人にとって文化的に重要な日であるマフサアミニの追悼の40日目である水曜日に集会とデモを見ました。学生たちは首都テヘランや全国の大学で行進と聖歌のために集まりました。

イランのクルド地域情勢

イランのクルド地域情勢が鎮静化する兆候が見られないことは先ほども書きましたが、イラン政府は２５日国連人権理事会の調査団派遣を拒否すると声明した模様です。他方イラン革命防衛隊陸上部隊司令官は同じく２５日、革命防衛隊はイラクからのテロリスト〈クルド反対派のこと〉の浸透を防ぐため、機甲部隊と特殊部隊をこれらの地域に派遣することとし、いくつかの部隊はすでに現地に向かっていると声明したとのことです。　これはalsharq al awsat netの報じているところですが、記事はさらにイラクのクルド自治区には反イラン体制のクルド勢力が存在し、これまでもイラン政府、革命防衛隊と悶着を冒していたが、最近は活動していないとコメントしています。

この辺の事実関係は不明ですが、もしかすると革命防衛隊はイラクのクルド労働者党の存在を口実に国内のクルド系の抗議を鎮圧する積りかもしれません。また、機甲部隊の派遣が事実なら相当血なまぐさい弾圧がある可能性がありそうです

 イランの抗議活動

イランの抗議活動終息の気配は見えないどころか、アラビア語メディアから見る限り、特にクルド地域を中心にさらに拡大しそうな様子です。
イラン革命防衛隊等のイラククルド自治区に対する攻撃も、相手がクルドだけなら、実力で無理やり抑え込めると計算している可能性がありそうです。al sharq al awsat netは、２５日クルド地域のクルデスタン、ケルマンシャー、西アゼルバイジャンやイラームでは、２２の都市で商人たちが、民衆の抗議活動に参加して、ほとんどの商店が閉鎖されたと報じています。記事はゼネストと表現。なおイラン人権団体によると、これまで殺害された民衆は４４０名、うち６１名は児童、また逮捕者は１８０５９名に上り、抗議は１５６の都市、１４５の大学に広がった