ブログ１１月４Z日

アラビア語メディアは、米国家安全保障評議相報道官が１日、米としてはイランがサウディ攻撃を意図していることに危惧しており、サウディとは軍、情報機関のチャネルを使い密接に協議しているが、仮にイランが攻撃すれば、米は反応に躊躇しないだろうと語ったと報じています。
　記事は更に、報道官の発言の前日にwall street journal がイランのサウディ等湾岸諸国攻撃の可能性につき報じていたとしていますが、それが事実であれば、恐らくニュースソ－スはＮＳＣであろう。

またal sharq al awsat netは、イラン議会の外交・安全保障委員長が、サウディがイランの抗議活動を支援していると非難し、サウディがそのような干渉を止めなければ、サウディは痛い目に合うことになろうと警告したとのことです。

他方、sharq al awsat netは、バイデンとサウデイとの関係は、特にＯＰＥＣ＋の石油減産決定以来ぎくしゃくしているとコメントしており、中間選挙で不利と伝えられる民主党政府としては、この際サウディを擁護することを強調せざるを得なかったのかもしれない。