イラン女性の抵抗運動

2022年9月26日

ブログ9月26日

 イランの抗議活動は、一部のアラブメディアでは「女性インティファーダ」と呼ぶところもおありますが、25日もテヘランの各所の主要広場やシラーズ等の大都市では、抗議が収まる気配どころか、抗議が広まり、激化している模様。
 このため抗議運動参加者の、死傷者、逮捕者も増大している模様だが、特に死傷者についての公的発表もなく、その具体的な数は不明だが、最近ではアラビア語メディアでは死者51名、実際にはさらに多い、逮捕者は数百名との表現が最もよく使われるようだ。

これに対して、ライ―シ大統領は抗議の厳しいいt利締まりを支持したほか、体制側の組織する抗議反対デモが23日に次いで、26日もテヘラン等で行われた由。参加者多数とされているが、具体的な人数などは不明だ。

必要限度をこえた暴力の行使を控えるよう呼びかけた他〈これに対してイラン側は米の内政干渉であるとし、中東を更に混乱させるものと非難した)欧州連合も、イラン政府に対して抗議に対する弾圧を辞めるように呼びかけた。
 特に、英国とノルウェイ―に関しては、イラン政府は双方の大使を招致し、両国の非友好的行為を非難した由(具体的な抗議の内容は不明だが、英国はイラン大使館前での抗議活動に対する取り締まりに関連し、ノルウェイに関しては、同国に本部のあるイラン人権団体の活動に関してではないかと思われる)27日午後現在抗議活動が収まる気配は見られない。