ブログ9月17G日
最近トルコの仲介外交が注目されていますが、最近までトルコが国境に軍を動員し、シリア国境地域への進攻町会と思われていた、トルコシリア関係も、ロシアの勧奨もあり、対話の方向に向かっている模様です。
これもウクライナ戦争の影響でしょうか?アラビア語メディアは、最近ロシアの勧奨の下、トルコとシリア政府が接触を強めていると報じている。それによると、この問題に詳しい4名のものが、最近トルコの情報局長がダマスを訪問し、シリア情報局長と頻繁に会談しているとアラビア語メディアに語ったよし。
この会談の目的は、シリアとトルコ間の緊張緩和で、できれば近い将来に両国外相の会談実現を狙っているよし。その背景にはロシアがあり、ロシアはすでに駐シリアロシア軍の一部の本国への移転を実行したが、最近のウクライナ軍の反転攻勢とロシア軍の劣勢で、さらに多くの部隊を帰国させた後のシリアの空白がイランにより埋められることは望んでいない。
シリアの安全保障がイランに依存しているにもかかわらず、アサドも過度のイラン異存には消極的である。
もっとも、問題はトルコに依存するシリア反政府勢力と多数のシリア難民の問題で、これまでの両国の交渉は遅々としたものだったが、ウクライナ戦争を受けて、そのペースは早まった。エルドアンもかっては、アサドはテロリストで、こんな人物と取引はできないと公言していたが、最近ではシリアとの関係は重要だなどと発言している