『ドンバスなどがロシアと一体化する前に米/NATOが軍事攻勢』

2022年9月24日

ブログ9月24F日

ドンバスなどがロシアと一体化するドンバスなどがロシアと一体化する前に米/前に米/NATOが軍事攻勢を強める可能性も 

 ドンバス(ドネツクやルガンスク)のほか、ヘルソンやザポリージャで9月23日から27日にかけてロシアと一体になることを問う住民投票が実施される。

そうした中、キエフのウォロディミル・ゼレンスキー政権(アメリカ/NATO)は戦闘部隊をハリコフ州の周辺へ集結させているようだが、大規模な攻勢を計画しているのではないかと推測する人もいる。

 

 ウクライナの東部や南部はソ連時代にロシアから編入された地域で、ロシア語を話す住民が多く、文化的にもロシアに近い。そこで1991年12月にソ連が消滅して以来、ロシアへの復帰の願う人が多かったようだが、その願いはこれまで叶わなかった。それが今回の住民投票で実現しそうだ。

 

2013年11月から14年2月にかけてバラク・オバマ米大統領はネオ・ナチを使ったクーデターでヤヌコビッチ政権を倒す。東部や南部の住民は反発。いち早く動いたクリミアはロシアでは住民投票を経てロシアの保護下に入り、通常の生活を取り戻せたが、オデッサでは住民がネオ・ナチに虐殺され、ドンバスでは戦闘が続いている。

キエフのクーデター体制は選挙で選ばれた政権をナチズムの影響を受けている集団を使ったクーデターで成立、その後、ロシア語を話す住民を弾圧、ドンバスに住む人びとを殺害してきた。

 

そして現在、ゼレンスキー政権は言論を統制、「国賊狩り」を展開しながら兵器や戦闘員の供給を受け、ロシア/ドンバス軍と戦っている。 住民投票の結果が出た後、ロシア軍は本格的な戦闘を始める可能性がある。おそらく南部が中心になるだろうが、その前にアメリカ/NATOは攻勢を強めるかもしれない。