ブログ8月22X日
アメリカは信用を失っている、世界中から嫌われ、まともに相手にされなくなっているのではないのか。例えばその典型はバイデン大統領のサウジアラビア訪問だったが、結果は惨憺たるものだった。
バイデン大統領がサウジアラビアを訪問したのは、石油の増産を押し付けるためだったが、サウジアラビアのムハンマド皇太子〈MBS〉は、バイデンをまともに相手にしなかった。そのうち返答すると言いその後、何の連絡もないようだ。
こうまでバイデン大統領をバカにした対応ができるということは、サウジアラビアを支援する大国がサウジアラビアの後ろにはいる、ということであろう。例えばロシアや中国がそうであろうし、BRICS諸国もそうであろう。
一部ではアメリカ・ドルの世界覇権を終わらせようという考えが、多国間で進んでいるという情報もある。ドルの価値を大幅に引き下げるという考えだ。加えてアメリカの武器輸出を遅滞させよう、ということもあるようだ。
アメリカの先進兵器は世界のトップであるかも知れないが、そこまで各国は超1級品の武器を必要としているのであろうか。それよりも引き金を引けば弾薬が確実に飛びだす銃を、世界は求めているのではないのか。
アメリカの武器に対する信頼度は大幅に下がっているようだ。アメリカが引けば中国ロシアがその市場を埋めるだろう。
こうしてアメリカは世界のトップの座から引き下がらせられ、3流国家になっていくのではないか。
アメリカの武器は三流、アメリカのドルは基軸通貨の地位を追い出され、アメリカの強引な世界支配は終わるのではないか。