ブログ7月22日
嫌なニュースがウクライナから伝わってきている。一つは公務員の汚職問題がばれてしまい、国内ではどうするのか、国民の監視が厳しくなろう。第二の問題はここにかかげたウクライナ通貨の切り下げだ。しかもドルに対して25パーセントというのだから、簡単ではあるまい。
何やらウクライナのロシアに対する戦争の敗北が、近いような気がするのだが。ウクライナが勝利するのなら、公務員は汚職をしないだろうし、通貨の切り下げもないだろう。火事の船からねずみが逃げる話ににていると思えるのだが。
ウクライナの中央銀行は木曜日、ロシアとの戦争の影響のために、フリヴニャ通貨を米ドルに対して25%切り下げた。それは、ドルに対する新しいフリブナレートを36.5686に設定したと述べた。
同行は声明で、「戦時中のウクライナ経済の基本的な特徴の変化と、他の通貨に対する米ドルの強化を考慮して」行動したと述べた。銀行はまた、切り下げは「ウクライナの製造業者の競争力」を助けるだろうと述べた。戦時中の経済の安定を支えなければならない。
この切り下げは、ウクライナが、減少する財源をロシアを撃退することに集中させようと、国際債券の2年間の支払凍結を債権者に要求した翌日に行われた。世界銀行のデータによると、2020年末の時点で、ウクライナには1300億ドルの対外債務残高があった。
ウクライナは、2022年から2030年にかけて満期を迎える国際ドル建てとユーロ建ての債券に、債務凍結の対象となる約200億ドルを割り当てた。戦争の影響により、ウクライナの経済は2022年に35%〜45%の範囲で縮小すると予想されています。