『終りが近いウクライナ戦争』 

2022年7月 2日

ブログ7月3日

  ウクライナでの戦争は、今やロシア勢力がドンバス完全支配に近づく状態で、急速に正念場にさしかかっている。ドンバスが完全にロシア支配下になれば、ウクライナ国内で、彼らが更にどれだけ進むかわからない。

 

現在彼らは前進を止める様子を示しておらず、彼らは、おそらくオデッサ市を含め、海岸線地域全体を支配するまで、継続するだろう。 ゼレンスキーのクライナ勝利の実行可能な計画についてより、彼が現実から、どれだけ遊離しているかを多くを語っているのには多くの理由がある。

 最初の理由は、ゼレンスキーが要求している武器をアメリカが持っていないことだ。2番目の理由は、たとえそれらの武器が供給されたとしても、ウクライナが十分にロシアに対して効果的武器として使えるようになる前に、数カ月でないにせよ、何週間も要することだ。3番目の理由は、ウクライナが、それらを置き換えることができるより速く、ロシアが、彼ら受け取るどんな兵器もとらえ、そして/あるいは破壊していることだ。

イギリスが、ボリス・ジョンソン首相の形で、強く和解に反対し、彼らが達していた合意から手を引くよう、ウクライナを説得したというものだ。

 これはウクライナの利害に完全に反する決定だった。ボリス・ジョンソンは、ウクライナに成功の何らかの見込みがあると信じるイギリスに残された最後の人物に思われる。最近、遙かに現実的な見方を、ダニエル・デイビス元中佐がアメリカで話した。

フォックスニュースで、イギリスのデイビス元中佐は、戦争の状況が変わると信じる合理的基盤はないと言った。ウクライナが戦争に勝つことは言うまでもなく、ロシアに深刻な被害を与えることができるという信念にも合理的な基盤はなかった。 

 今やおそらく話し合いによる戦争解決は遅すぎる。ウクライナが何を言って信じられないだろう。ウクライナが同意したが決して実行しなかった2015年ミンスク合意の鮮明な記憶がロシアにはある。

この合意で、彼らは、合意に署名した他の署名国二国ドイツとフランスに支援されていた。この実績から、ロシアが、ウクライナが言うことを何も信じないのはほとんど驚くべき事ではない。

未来の最も残酷に写実的描写は、異なる部分が、ロシアやポーランドや、もしかするとハンガリー領土となり、ウクライナが手足ばらばらにされることだ。これらの国がそれらの小片をとった後、どんな殻が残るのか、まだわからない。