ブログ６月２３日

　アメリカの取っては不都合な状況が、中国といランとの間に発生ているようだ。中国は先週、南部の港で約200万バレルのイラン産石油の新たな出荷を受けており、あるトラッカーは貨物は国家準備金に向けられていると述べた。

イラン国営タンカー公社(NITC)が所有するドレーナ船が運んだ26万トンの貨物は、海運追跡専門家のVortexa Analyticsと、イランの石油の流れの追跡を専門とする米国の擁護団体United Against Nuclear Iranによると、湛江港で排出された。

ボルテキサのアナリストはロイターに対し、貨物は国家準備金のためのものだと語った。中国の国家埋蔵量に対するイラン産石油の以前の輸入も、NITC船によって促進され、湛江で排出されてきた。

この貨物は、昨年12月以来、国家準備金に指定された4番目の貨物であり、来月6月の詳細な商品輸入データをリリースする予定の中国の税関によって報告される可能性が高い。中国の国家食糧戦略備蓄局はすぐにはコメントしなかった。NITCはコメントの要請にすぐには応じなかった。

中国はイラン産石油を散発的に公式に輸入しているが、過去2年間、民間の製油所も、米国の石油輸出に対する制裁にもかかわらず、大量のイラン産石油を購入している。

マレーシア、オマーン、イラク、アラブ首長国連邦などの供給国から石油として渡された中国のイラン産石油購入量は、中国の原油輸入総額の約7%を占めている。これらの物資のほとんどは、中国の独立した精製業者によって購入された。