ブログ6月12日
アフリカのソマリアからは子供たちが食糧難で死んでいる、というニュースが伝わっている。これはソマリアに限られたことではなく、他のアフリカ諸国でも起こっている現象だ。
アフリカの多くの国では食糧不足から、死人が出ていることが伝えられ、なかでも弱い子供たちは、食べるものを入手することができずに、死んでいっているのだ。
そうしたなかで、今度はウクライナからの小麦の輸出が止まり、パンが食べられないアフリカ人が激増し、これも死につながるのであろう。
アフリカの多くの国では小麦不足から、パンの値段が倍にも3倍にも上がっているということのようだ。
ウクライナはロシアが黒海で機雷をばら撒いたために、小麦の輸出ができなくなったと責任をロシアに押し付けているが、それは嘘であろう。ロシアはウクライナの小麦を盗んでシリアなどに売っているという情報もあるのだから、何も輸出が危険になる機雷のばらまきなどやるまい。
ロシアはトルコと協議して、トルコを中間拠点とする小麦の輸出計画を、練ってもいるのだ。問題は嘘情報にまどわされない、冷静な状況判断の目を維持することであろう。