『ロシアはすでにウクライナに勝利している』

2022年5月 6日

5月7日 


 ロシアから飛ばされる長距離ミサイルは確実に、正確にポーランド国境の武器集積所を攻撃していたのは、もう3週間ほど前のことであろうか。これではどんなに欧米から武器が送られても、実際には役にたたなくなってしまうだろう。

 それはオデッサの近くの武器集積所に対しても攻撃が行なわれ、ウクライナ側にはまともな武器は無くなっているのであろう。そのためにゼレンスキー大統領は何度も武器を送ってくれ、と繰り返していたのだ。

 そしてその武器不足の付けは、マリウポリの製鉄所での戦闘で明らかになった。ゼレンスキーは武器が手に入るまで休戦しよう、とロシア側に言い始めたのだ。しかし、こんな馬鹿な呼びかけにロシア側は応えまい。

 マリウポリの製鉄所の地下には、戦闘員と女子供が約200人ほどいるといわれている。そこから女子供を救い出す話しは、一端成立したものの反故にされてしまった。ということは現段階では女子供は、ほとんどいないのではないのか。

 以前、マリウポリの製鉄所からは300人ほどの女子供が逃げていることを考えると、いまそこに残っているとは考え難い。そうであるとすれば、残存の200人はアゾフ部隊のネオナチ軍であり、彼らは徹底抗戦の考えであり、ロシアとしては何がなんでも、これは潰さないわけにはいくまい。

ロシア側は今ミサイルとい航空機に攻撃の手段を切りかえた、とウクライナは主張しているが、それがどうしたと言うのか。当然の作戦であろう。ロシア側だって無駄な戦死者は出したくないのだ。

 ゼレンスキーはもう戦争を止めるべきだろう。優位に立っている、戦闘は継続する、と言う大本営発表のような言葉は、誰も信じていまい。ウクライナを支援する欧米も、既に勝負は決まったと思っているだろう。結局のところゼレンスキーは喜劇役者であり偽宣伝の巧手であり、それ以外の何物でもなかったということだ。可愛そうなのはウクライナの国民だ。

ロシアとの戦いでウクライナの勝利など信じているのは、戦争を知らない呑気で無責任な日本人ぐらいであろう。ウクライナではどんどん犠牲者が出ているというのに。プーチン大統領はよく我慢して民間人や兵士を虐殺するのを押さえたと思う。欧米と国アメリカはごく一部の武器は別として、ウクライナ人が使えるあかという理由で、古いロシア製の武器を送っていたのだ。