『ウクライナは金鉱脈』

2022年4月30日

4月30日 

  アメリカ人には、全ての新大統領は、自身の「素晴らしい小戦争」が必要だという格言がある。その種の戦争が、新任の政治、軍事支配体制を儲けさせ、多くの社会や財政問題、特に失業を解決し、外債削減に役立つのを彼らは完全に理解している。

 優柔不断な病んでいる第46代アメリカ大統領、ジョー・バイデンの背後で、事を進め、ウクライナの危機に、ロシアを益々深くはまり込ませる前政権の仕事を続けるのが容易だと政治支配体制は気がついている。

 結果として、ワシントンは明らかに、この紛争で平和的解決を見いだすことに興味皆無で、ホワイトハウスは、徹底的な戦争へとエスカレートさせ、反ロシア連合をまとめ上げ、ウクライナ政府に益々多くの兵器を供給する強いらに状況になっている。

 32日、ウクライナのドミトロ・クレーバ外務大臣は、ウクライナが「既に少なくとも86カ国と15の国際組織が入る国際的反戦連合を結集し」「19カ国がウクライナに武器を供与している」と述べた

 アメリカがバイデン政権開始から、ロシア特別作戦が始まって以来の34億ドルを含め、ウクライナへの軍事支援で、40億ドル以上貢献していると述べた!この記者会見説明によれば、アメリカは、スイッチブレード無人機 700機、Mi-17ヘリコプター 16機、肩撃ち式スティンガー対空ミサイルシステム 1,400発以上、155ミリ曲射砲大砲弾丸 183,000発と、それをけん引する戦闘用車両 72台、装甲兵員輸送車 200輌、フェニックス・ゴースト戦術無人機 121機と、小火器 7,000以上を提供している。国防総省は、ウクライナ軍に、ジャベリン対戦車ミサイル5,100機と、14,000以上の「他の対戦車システム」も提供している。

 アメリカはジャベリン対戦車ミサイル在庫の約3分の1をウクライナに提供した。彼はこの製造企業に長年密接に関係しており、今やこれら武器の政府注文ができるのだ。ジャベリンの在庫が着実に減少する状態で、米軍は新たな供給を要求しており、それはロイド・オースティンが新たな注文をしていることを意味し、間もなく、これら取引から大きな利益を生みだすかもしれない。

 生産量増加により、ワシントンは利益を増し、新たな雇用を生み出すことが可能だ。 現在の紛争中、ロシア軍、ドネツク人民共和国軍、ルガンスク人民共和国軍の手に落ちたジャベリンの多くが有効期限が2022年だ。多くのメディアが、アメリカ軍事専門家が、耐用年数が切れたジャベリンを使って、ウクライナ兵士に、ジャベリン・システムの操作を教えていた。

 ウクライナでの戦争は、彼らが古い在庫を処分し、他の国々から新規注文を引き付け、(自ら作り出した「遠隔地での紛争」にワシントンを巻き込んで、今後長期間、国防総省当局者を含め、アメリカの政治、軍事エリート・メンバーの富を増やすだろう。

結局この政策は、自分たちを傷つけているのを悟り始めるだろう。軍事援助を提供しても、ロシアの軍事行動を引き伸ばし、自身の首の回りに財政の輪縄をしっかり締めるのに役立つだけだが、それもアメリカの主要目的の1つだ。彼らにキエフに「国家による軍事支援」するよう強いるワシントンからの圧力強化のため、結果的に、ヨーロッパ諸国の武器準備が減り、新たな兵器を再び仕入れるためアメリカに注文することを強いられるだろう。