『ポーランド国境の基地の現状』

2022年3月17日

 ロシア軍が313日に8機の巡航ミサイル「カリブル」で攻撃したヤボリウ基地はポーランドとの国境から約10キロメートルの場所にあり、NATOが兵站の集積場所として、また戦闘員を訓練施設として利用してきた

1000名程度の戦闘員が訓練を受けていたという。ロシア軍によると、攻撃で180名以上の外国人傭兵が死亡、イギリスのミラー紙によると、その中にイギリスの特殊部隊員3名が含まれている12日にルーマニアやポーランドから大量の物資が運び込まれていたという。

提供されている武器の中には携帯式防空ミサイルシステムの「スティンガー」や携帯式対戦車ミサイルの「ジャベリン」が含まれているが、ロシア軍はシリアでの経験もあり、戦車部隊を投入するようなことはしていない。そうした戦い方はイスラエルも失敗している。ジャベリンは車列を待ち伏せ攻撃するために使われているようだ。

 シリアからムスリム同胞団やサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)を中心とするジハード傭兵がウクライナへ派遣されるという話が流れているが、内務省が動かしている親衛隊にはネオ・ナチのネットワークを使い、ブラジル、クロアチア、スペイン、アメリカ、フランス、ギリシャ、イタリア、スロバキア、チェコ、スカンジナビア諸国、イギリス、そしてロシアから戦闘員を集めていると伝えられている。

 1年にわたる戦闘の後、西側メディアの押しつける偽情報が描く情景は地上の真実と全く違っている」と報告している。住民を虐殺したのは外国から侵入したサラフィスト(ワッハーブ派、タクフィール主義者)の戦闘員で、兵器や武器はカタールやサウジアラビアから得ていると語っていた。全く同じことを西側の有力メディアは行っている。