『エルドアン支持下がる』

2021年11月27日

 このところエルドアン大統領への支持が大幅に下がっているようだ。アンカラに拠点を置くMetroPollが実施した調査の結果によると、トルコの有権者の多くはエルドアンの大統領としてのパフォーマンスに不賛成で、支持率は40%を下回っている。

木曜日にツイッターに投稿されたMetroPoll11月の毎月の「トルコのパルス」調査の結果は、トルコ人の54.5%がエルドアン大統領の業績に不賛成である一方、支持率は39.3%に低下したことを明らかにした。回答者の6.2%は、エルドアン大統領の業績に賛成するかどうか尋ねられ、全く分からない、または答えなかったと答えた。

調査は1113日から17日の間に28の州で1,514人に対して行われた。この調査では、2018年の総選挙で与党正義発展党(AKP)を支持した有権者の5.3%と国民運動党(MHP)の有権者の35%がエルドアンのパフォーマンスに不賛成である。

2018年の彼の選挙は、トルコが2017年に国民投票で議会から大統領制に切り替えたため、大統領制の下にあった。大統領制の下で、エルドアンはワンマンルールを確立し、権力の分離を破壊し、反対意見を沈黙させると非難されている。

19年間政権を握ったエルドアンは、毎日のスピーチで、国の「リバウンド」をイメージし、「世界最大の経済大国の一つ」に成長していますと語っている。。しかし、エルドアンのAKPは、2023年半ばまでに予定されている選挙に先立って世論調査を行っている。

2023年に大統領選挙が行われるのか、野党が主張するように大統領選挙を早めるのか、いまのところ分からないが、エルドアン大統領の人気が落ちめなことだけは確かなようだ。