トルコは、NATO同盟国がF-35ジェット機の購入をきめた後、空軍の近代化を考えているため、ロッキード・マーティン製のF-16戦闘機40機と既存の戦闘機の近代化キットを約80機購入するよう米国に要請したと、ロイター通信は事情に詳しい情報筋を引用して報じた。

　政策の問題として、国務省のスポークスマンは、彼らが正式に議会に通知されるまで、提案された防衛販売または移転について確認またはコントしませんと、国務省のスポークスマンが言いました。ワシントンのトルコ大使館はコメントを控えている。

　トルコはロッキード・マーティン社(LMT)によって作られた100機以上のF-35ジェット機を注文していた。トルコはロシアのS-400ミサイル防衛システムを買収した後2019年にプログラムから削除された。

　アンカラがS-400を購入し、その問題のある人権実績のために、トルコに対する感情が近年相当悪化している米国議会からの承認を得るのに、苦労する可能性が高い。　

2020年12月、ワシントンはトルコの国防産業総局、そのチーフ、イスマイル・デミール、および他の3人の従業員をブラックリストに載せた。それ以来、米国はトルコに対し、さらなるロシアの兵器を購入することの無いよう、繰り返し警告してきた。

　エルドアン大統領は、アンカラはまだロシアからS-400の、第2バッチを購入するつもりだと示した。アメリカ国議会では、主にロシアの武器の購入と、その人権実績をめぐって、バイデン政権にアンカラへのさらなる圧力を強めるよう迫る、超党派の動きがある。

アンカラは、バイデン米大統領の下でより良い関係を望んでいると述べた。トルコの要求の報告は、最初にギリシャの防衛アウトレット防衛レビューによって報告された。