『イラン・アメリカ核問題で接近か』

2021年9月23日

このところアメリカの売電大統領の発言内容に微妙は変化が見られる。それはウランとの核問題を巡ってだ。西側諸国とのより良い関係を求める政府の後を継いだ強硬派聖職者のエブラヒム・ライシ大統領は、2015年の核合意の下で制裁を終わらせるという約束を果たすように米国に要請した。 

 

「イスラム共和国は、最終的な結果がすべての抑圧的な制裁の解除である有用な協議を考慮する」と、ライシは国連総会への記録されたスピーチで述べた。欧州連合(EU)が仲介する間接協議は、前政府との数ヶ月間の交渉が前進する道筋を確保できなかった後、6月以来休止している。

西側諸国だけでなく、中国やロシアは、ジョー・バイデン米大統領の前任者ドナルド・トランプが米国を撤退させた2015年の合意の下で、イランの核開発を平和的に制限する価値を見ている、と言う。EU外交政策責任者のジョゼップ・ボレルは、火曜日に国連でイランのホセイン・アミール・アブドラヒアン新外相と会談し、ウィーンでの協議を「まもなく」再開するよう彼を推し進めると述べた。

ドイツのヘイコ・マース外相は、イランが核作業を進めるかもしれないという西側の懸念の中で、交渉を再開することが急務であると述べた。「イラン代表団がウィーンに戻るのを23ヶ月待つつもりはない。「それはより速くしなければならない」とマースは記者団に語った。イラン外務省のサイード・ハティブザデ報道官は、ライシと一緒に旅行し、正確な日付を明かさずに「今後数週間のうちに」間接協議の再開を期待していると語った。

ライシ大統領は彼の穏健な前任者ハッサン・ロウハニ(仲間の聖職者)との顕著な違いであり、より大きな自由と外の世界との相互作用を可能にするよう求めた。しかし、ライシは、イスラエルの破壊を呼びかけた。

ホロコーストを否定することによって、国際舞台でイランを孤立させたマフムード・アフメディネジャド前大統領の炎症性言語には及ばなかった。それにもかかわらず、ライシはイスラエルを「ガザと西岸地区の女性と子供を虐殺することを議題とする国家テロ」の最大のスポンサーと呼んで、後者を怒らせるという点で非難した。