トルコがリビアやアゼルバイジャンに派兵していた傭兵が、アフガニスタンでは不可能なようだ。トルコ政府は当初数百人の傭兵を、シリアで集め派兵するつもりでいたようだが、無理と判断したようだ。
トルコが考えていたのはカブール空港の警備に、傭兵を充てるということだった。しかし、それは無理だという判断がなされた模様だ。
こうしたことは、シリアの傭兵組織が、派兵を危険と見なして、拒否したために起こったのであろう。
アフガニスタンではタリバンの戦闘員が多数がおり、その戦闘の手口は残忍なのであるため、リビアやアゼルバイジャンとは、訳が違うのであろう。
この結果、トルコは今後シリア人で構成される、傭兵部隊を特定国に送り出すという作戦は、不可能になったということだ。つまり、エルドアン大統領のやってきた戦争ビジネスは不可能になった、ということのようだ.