イランの新大統領にライシが就任した。彼はハメネイ師の弟子であり、バリバリの強硬派だ。彼の就任をまたずにイランでは、種々の強硬対応が始まっている。例えば韓国に対する、石油代金支払い催促も、そのひとつであろう。
70億ドル程度の石油代金が、支払われていないのだから、当然のことと言えよう。その事に対して、イランは韓国からの輸入を止めることも、これまでの取引の代金支払いストップも、実行しそうな気配だ。
イランは海上でも強硬姿勢を取り始めている、何艘ものタンカーや貨物船が、イランのドローンなどの攻撃を受けているし、これまでも大型船が拿捕されていることだ。気になるのは、イスラエルが拿捕されたタンカーは、日本船籍だと言ったことだ。
そうだとすれば、イランは日本に対しても強硬姿勢を取ってくる可能性が、あるということであろう。
ライシ新大統領は就任前から、強硬派と言われていただけに、大統領に就任した後は、もっと強硬になる可能性があろう。そのことを頭に入れてイラン対応を、いまのうちから検討しておく、必要がありそうだ。