シナイ半島の北部で木曜日遅く、道路沿いの爆弾が爆発し、エジプトの治安部隊、治安、医療当局の7人が死亡したと語った。死者には将校が含まれ、他の6人が負傷した。ガザ地区との国境にある町ニューラファで爆弾が爆発したとき、部隊は装甲車に乗っていたが、彼らはメディアに話す権限がなかったので匿名を条件に話した当局者を付け加えた。
重傷を負った負傷者は、近くの地中海の都市エル・アリッシュの軍病院に移送された、と当局者は付け加えた。IS(ISIL)
テロリストグループは、IS(ISIL)関連のウェブサイト上の声明のなかで攻撃の責任を主張した。
先月の同様の攻撃では、IS(ISIL)の武装勢力がシェイク・ズヴァイトの町の検問所を待ち伏せし、少なくともエジプト軍側兵士人5人が死亡し、少なくとも6人が負傷した。IS(ISIL)側武装勢力は、主にエジプト治安部隊、少数派キリスト教徒、軍や警察と協力していると非難する人々を標的に、多数の攻撃を行ってきていた。
木曜日、エジプト軍のスポークスマン、ガーリブ・アブデル・ハフェズ・ガーリブ大佐は、シナイでの武装勢力との衝突で合計9人の将兵が死傷した、との声明を発表した。しかし、彼は死傷者の内訳を明らかにしなかった。また、彼がどの攻撃に言及しているのかも、不明のままだった。ガ-リブ大佐は、軍が13人のIS(ISIL)戦闘員を殺害し、北部と中央シナイで15の自動小銃と、弾薬を押収したと付け加えた。
エジプト軍は2018年以来、シナイ半島で大規模な対テロ作戦を実施していたが、しばらくは大きな成果や作戦の報道はなかったが、今月初めには兵士8名死亡、テロリスト89名殺害との発表があった。
つまりIS(ISIL)が動きだし、エジプト軍側もそれに対抗して、本格的に動き出したということであろう。そうであるとすれば、関連の軍事攻撃のニュースが、近く発表されることであろう。