『トルコの選挙に関わる世論調査結果』

2021年7月15日

 最近の世論調査の結果によると、有権者の27.7%が与党正義発展党(AKP)に決して投票しないと答え、親クルド人民民主党は27%の有権者がそれを支持することを拒否して2位になると、クロノスのニュースサイトが水曜日に報じた。

 また、12.1%は、20215月のメトロポール調査で、主要な野党共和党人民党(CHP)を決して支持しないと答え、その結果はオーナーのオゼル・センカーがツイッターで発表した。イイイ〈IYI)政党に対する有権者の抵抗が最も低く、党が多様な政党の有権者にアピールすることを示唆している。

 HDP支持者は、50.6%AKPに対する最大の抵抗を示し、次いでHDP支持者の17.1%AKP同盟国の国民運動党(MHP)への投票を拒否した。一方、MHPの有権者の63.3%は、HDPに投票することは決してないと述べている。

 未来党(GP)の有権者の52.2%が、MHPの有権者の後に入ってくる,HDPを決して支持しないと答えたということだ。HDPに対するIYI党の有権者の抵抗は、35.8パーセントで3位、次いで民主主義進歩党(DEVA)の支持者が、26.7パーセントだった。

 HDP共同議長ペルビン・ブルダンは、いかなる同盟も政権を握るためには「クルド問題」を解決しなければならないと語っている。彼は「私たちは誰も支援する義務はありません。しかし、この国の民主主義を改善したいなら、HDPとクルド人を基礎として受け入れなければならない」とブルダンは言った。

 「我々が前回の選挙で、特にイスタンブール、アンカラ、イズミール、アダナ、メルシン、アンタルヤの市議選で、支持を貸した民主的連合は、確かに重要で貴重でした。しかし、次の選挙では誰も同じ態度を期待すべきではありません。皆さん、私たちが同じ態度を示さないことを、誰もが知っているはずです。」と語っている。

 このブルダンの発言は、CHP党、İYİ、フェリシティ党(SP)間の、国家同盟への警告としてだけでなく、エルドアン大統領の公共同盟に、温かいメッセージを送っていると見なされているようだ。

 この記事はトルコの反体制のトウキッシュミニッツの掲載されていた亜者だが、どうもHDPが与党AKPを支持しているとは考え難い。、それはトルコの政治の、複雑さから来ているであろうか。