『イラン初の自家製ワクチンは、大量予防接種のためのグリーン・ライトを待っています。イラン初の国産ワクチンCOV-イラン・バラカトは、3回目の臨床試験に成功した後、保健省が大量予防接種プログラムで、使用することを待っている。』これはイラン政府が発表したコロナ・ワクチンの自主開発に・成功したことを伝えるニュースだ。
COV-イラン・バラカト・ワクチンは、昨年12月29日に発表され、3月29日に生産が開始された。ワクチンの臨床試験の第3段階は4月下旬に始まり、人口20,000人以上に、6都市で18歳から70歳の人々を対象に行われている。
日曜日、COV-イラン・バラカト・ワクチン研究グループのハッサン・ジャリリ代表は、今月100万回分のワクチンが生産されると発表し、それは保健省に届けられると語った。当局者によると、生産規模は来月300万回分に増加し、7月までに1000万~1200万回、8月までに1300~1500万回に増加する見込みだということだ。
これまでに、イランとキューバが共同開発した、ソベラナ-02ワクチンも、3回目の臨床試験を完了する寸前で、産業規模の生産を予定している。キューバのフィンレー・ワクチン研究所とイラン・パスツール研究所によって開発され、技術的な知識の移転を通じて、イランで生産される最初のコロナ・ウイルス・ワクチンになると、ジャハンプルは今週初めに語った。彼は、ワクチンが臨床試験中に、最初にキューバで、次にイランで、かなりのレベルの安全性と、有効性を示していると語った。
これまでイランはアメリカの制裁により、コロナ対策で苦しんできており、既に相当数の犠牲者が出ている。今回のコロナ・ワクチンの自主開発は、大喜びするべきニュースであろう。キューバとの共同開発は以前から、情報が流されていた。おめでとうイラン!!