ガザでの戦闘が11日間わたって展開され、やっと名目上の停戦が成立した。これはアメリカと主にエジプトの仲介の、結果だったと言われている。名目上の停戦と言ったのは、まだ実際には攻撃がイスラエル側からも、ハマース側からも継続しているからだ。つまり攻撃の規模が、縮小したに過ぎないということだ。
ところで、今までの戦闘でどれだけの被害が、パレスチナ・イスラエル双方に出ているのか、発表されているデータをご紹介しよう。
:ガザ
243人死亡うち66人が子供、
1900人負傷うち560人が子供
91000人が家から逃れた
1447家屋がダメージを受けた
75公共建物がダメージを受けた
14キロの水道管、50の井戸、17キロの下水道管が攻撃を受けた
31の電力ステーションがダメージを受けた、79キロの電力網がダメージを受けたうち主要ライン9線がダメージを受けた、
454台の自動車がダメージを受けた
40モスクや教会がダメージを受けた
:イスラエル
12人死亡子供を含む、
357人が負傷したこれらは4070発のロケット攻撃による
ハマースのロケットは90パーセントイスラエルが撃墜
2061の家屋がダメージを受けた
1367台の自動車がダメージを受けた
:西岸地区
25人パレスチナ人殺害された
5人はイスラエル軍のチェックポイントでの攻撃による
その被害総額はガザだけで240億ドルとも、250億ドルとも言われているのだ。どちらにとっても大被害であろう。日本が戦後成長出来たのは、戦争が無かったからという、単純な理由によるものだ。その事を日本政府は、世界に知らせる必要と、義務があろう。