『トルコの異常な社会マフィア関連』

2021年5月19日

 トルコは日本人には想像も出来無いような、異常な社会のようだ。マフィア組織が正当に政府によって認められている、政党と深い関係にあるのだ。そのマフィアのボスが出しているユーチューブが、大きなヒット数を示している。

 トルコ建国の父ケマル・アタチュルクは、世界における平和を標榜していた。その結果、トルコは多くの軍事紛争を避けたが、無限の裏社会紛争を経験していることを示しており、このマフィア戦争はますます時事問題を支配してきている。

 現在のトルコのマフィアのボスはペケルで、彼がトルコの国家とマフィアの関係を暴露した。彼はエルドアン大統領の与党正義発展党(AKP)のメンバーを含む、トルコ国家の重要人物が、麻薬密売や殺人を含む多くの違法行為に、関与していると述べた。彼のユーチューブのビデオ・メッセージの中で、ペケルはトルコで最も悪名高い暴徒アラティン・チャクチュを絶えず脅かしているといううことだ。

アラティン・チャクチュはトルコの深い国家の、首長としても知られている。また、写真には引退したコルクト・エケン大佐と、引退したエンジン・アラン中将も含まれている。国民運動党(MHP)、別名グレイウルブズと強いつながりを持つ、これらの上級者名とマフィアのボスは、1990年代初頭にクルド人に対して行われた、最も恐ろしい犯罪の一部で非難されている。

マフィアの指導者アラティン・チャクチュとの会談は、トルコのマフィアのボスが30年前のトルコの公共生活で支配的であったように、影から出てきて再び権力を得ていることを示している。最近、エルドアンの義理の息子ベラトは、ペケルに対する同盟者となっている。

エルドアンは2018624日の大統領選挙で、MHPの支援を受けて勝利を収めており、グレイウルブズ(MHP)がかなりの権力を取り戻し続け、トルコ国家の助けを借りて裏社会を完全に支配している模様だ。

ダヴトゥール元首相の未来党の創設メンバーである、アイハン・セファー・ウスティンは、この主張はトルコの「深い国家」に対する、深刻なキャンペーンを引き起こすべきだと語った。ベラトがペケルと関係して以来、スレイマン・ソイル内相もかつての同盟国ペケルに反対している。

 トルコの現在の麻薬取引の年間売上高は、少なくとも500億ドルであり、2004年のトルコ国家予算の総額480億ドルを、上回っている。エルドアンは、親NATO派に対する軍のユーラシア派として知られる超国家主義者ペリンセク・グループとの同盟のおかげで、トルコ軍で権力を握っているのだ。

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