パレスチナ解放機構のメンバー組織であるＰＦＬＰは、アラブ首長国連邦外相シェイク・アブドゥッラー・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン外務大臣の、発言に噛み付いている。それはシェイク・アブドゥッラー・ビン・ザイード・アル・ナヒヤーン外務大臣が現在起こっている、イスラルとパレスチナとの紛争について語った、「パレスチナ人とイスラエル人二者間の暴力行為」である、というアラブ首長国連邦外相の主張を強く非難したのだ。

「この声明は、アラブ首長国連邦政権がシオニストの実体との、パートナーシップ、支援、癒着において、果たす役割を再び明らかにし、特に子供、女性、高齢者を含むパレスチナ人や民間人に対する、野蛮な侵略を正当化する」とPFLPは声明で述べた。

「シオニスト占領に直面したパレスチナ人の闘争、彼らの抵抗と殉教は、パレスチナ人、アラブ人、国際社会の注目の核心だ。「占領の物語を採用する者は誰でも見下され、屈辱的だ」と付け加えた。

ＰＦＬＰはパレスチナ解放機構(PLO)を形成するグループの、2番目に大きい組織体だ。そのパレスチナ組織は、アラブ首長国連邦市民に対し、アブダビ政権の政策と、パレスチナ人とその原因、アラブ世界とその利益に対する「疑わしい取引」に終止符を打つよう求めた。

アラブ首長国連邦はまた、パレスチナの抵抗運動がイスラエルに対する、報復攻撃を続けるならば、ガザ地区への計画的な投資は、前進しないかもしれない、とハマスに警告している。

「我々はまだパレスチナ自治政府と協力して、ガザで国連管理の下で市民プロジェクトを促進する準備ができているが、我々の必要な状態とは、地域が穏やかであることだ」と匿名のアラブ首長国政府高官が語っている。

2月、アラブ首長国連邦は、イスラエルとの正常化に続く、国連パレスチナ難民機関への資金援助を、大幅に削減している。今後はもっと援助金の削減が行われるかもしれないが、それはパレスチナの大衆にとっては死活問題と直結しよう。