イスラエルとガザのハマースの戦いは、次第に本格戦争に近づいている。そんな中でイスラエルが恐れているのは、イランのハマースに対する武器支援のようだ。そればかりか、イランはシリアにある基地から、イスラエルを攻撃し始めてもいる。
ハマースの新しいドローンは「シェハーブ」と呼ばれている。ニック・ウォーターズなどのドローン専門家は、ハマース「シェハーブ」とイランのアバビールとの密接な関係を指摘していると主張する。
このタイプはイランから、イエメンのホウシ・グループに輸出され、ホウシ・グループがサウジアラビアに対して、製造して使用したモデルだ。イスラエルは水曜日にアイアンドーム空中防衛システムが、ガザからイスラエルの領土攻撃に使われる、ハマースのUAVを補足したと言っている。
イスラエル国防省は、アイアンドームシステムは、ドローンに対して効果的にするよう、長年にわたって開発され、運用された新しい能力を持っていると言っている。ドローンは弾頭を運ぶことができ、ゆっくりと動き、操縦する可能性があるためだ。
「うろつき弾」や「神風」ドローンと呼ばれるイラン式のドローンのほとんどは、特定の目的地に飛び、途中でプログラムできる種類だ。それらはレールから打ち上げられ、トラックやボートで輸送し、そのように打ち上げることが出来る。
ドローンの後部にプロペラが付いていて、報告によると、イランをイエメン、イラク、シリア、さらには遠く離れた場所にドローン輸出に、イランを結びつける誘導のために、ドローンに使用されるジャイロスコープ技術は、様々な報告がなされている。
イランは2019年9月、イスラエルへの警告と思われる、アブカイク石油処理施設を攻撃するために、ドローンを使用している。イランはまた、2018年にシリアのT-4基地から飛んだ無人機を使用して、イスラエルを攻撃した。それはイスラエル領空に飛び、ヘリコプターで撃墜された。
先月、イスラエルは、部隊が無人機を墜落させ、「レバノンからイスラエル領空に渡ったヒズボラのテロ組織に属する」追加のドローンを見つけたと発表した。IDFは1月にレバノンからの別のドローンを撃墜し、11月にレバノンから飛んだドローンを撃墜した。
さらに、7月にはドローンの侵入があり、またイスラエルは9月に、ガザのハマスに関連するドローン・サイトを襲撃したと言っている。いずれにしろ飛距離が伸びていることに加え、爆弾の搭載量が増えていることは、イスラエルにとって大きな脅威であろう。