『リビアのナジュラ外相・外国軍は全て出て行け』

2021年5月 4日

 この3月に、リビアの政権を握った暫定政府は、10年近く内戦によって引き裂かれていた国を、再結集することを意図している。リビアの外相は月曜日、今年後半の選挙に向かうなか、北アフリカの国から外国軍と傭兵を去るよう求めた。

リビア暫定政権のナジュラ・アル=マンクーシュ外相は、リビアからの2万人以上の外国人戦闘員と、傭兵の送還を要求する、国連安全保理事会決議を、実施するよう、トルコに促した。

彼女の発言は、トルコのチャウシュール外相との、共同記者会見で行われた。チャウシュール外相はアカル国防相や、他の軍と情報のトップと一緒に、トリポリを訪問していた。

ナジュラ外相は「我々は(トルコ)に全ての規定を実施するための、措置を講じるように求める。安保理決議と協力して、リビアの領土からすべての外国軍と、傭兵を追放する」と彼女は語った。

 彼女の発言は、ハリファ・ハフタルのリビア国軍(LNA)が、2019年に首都トリポリへの攻撃を開始して以来、トリポリ民兵と共に戦うために、自国の軍隊とシリアの傭兵を配備してきた、トルコへの叱責と見なされた。

チャウショール外相は、トルコ軍は前のリビア政権との、訓練合意の一環として、リビアに駐留していたと答えた。「私たちの法的存在を同一視する人がいる.お金のためにこの国で戦う外国の傭兵グループと同一視している」と、彼は苦言を呈した。

現在なお、トルコはリビアに密接に関与しており、LNAの西側政府GNAに対する攻撃を阻止していたのだ。リビアの西側を支配していた、トリポリに拠点を置く、国連が認めた国家合意政府GNAを、支持していたのだ。

しかし、ここまではっきり、暫定政府の外相に言われたのでは、トルコは面子丸潰れであり、国連などの働きかけで、リビアから撤退しなければ、ならなくなるのではなか。その際、トルコがいままで西側リビア政府GNAを、支援してきた見返りは、何も無いということになろう。