トルコの南部アンタルヤ州のアクデニズ大学の、ターラン・マンメドフ博士が中心になりいま、トルコでコロナ対応薬の開発が進んでいる。これは「ニコチアナベンタミアナ」と呼ばれる、タバコ植物の葉に産生される、タンパク質が薬物のベースとして、取り上げられているのだ。
マンメドフ博士は、彼らがこの薬をスプレーとして使用する場合、ウイルスが細胞に入るのを防ぐために、非常に重要である「アンジオテンシン変換酵素2(ACE2)」に取り組んでいると主張している。
マンメドフ博士は我々が植物から生産する、これらのタンパク質は、スプレーと注射の両方の形態で、治療に使用することができます、と言っている。植物で生産するタンパク質が、有望なワクチン候補を構成することを、示唆しているということだ。
イスラエルからは大麻の一種カンナビスが、コロナ抑制の効果がある、と報告されているし、以前タバコも抑止効果がある、と報告されていた。つまり、植物の何種類かには、コロナを抑制する効果がある、ということだ。その効力のある物質を、どう濃縮するかということが、ポイントではなかろうか。
自然のなかには、自然の中で生まれる細菌などを、抑制する効果がある、ということであろうか。なにやら、昔、日本では大麻のホッサを振って、祈祷したことがあるのを、思い浮かべてしまう。何とかコロナから早く解放されたいものだ。