『イスラエル関連情報』

2021年4月15日

:エルビルのモサド本部攻撃される

イラク北部のクルド地区にあるエルビルで、モサドの作戦本部が何者かによって、攻撃される事件が起った。この作戦本部はモサドの情報収集、特殊作戦を行なうためのものだ。

 この攻撃で死傷者が出たか否かについては、クルド自治政府もイスラエル政府も、まだ発表していない。だが、一説によるとこの攻撃で、死傷者が出ているということのようだ。

 イラクのエルビルと言えば、クルドがほとんどの居住者、そこにもサドの本部があるということは、裏でイスラエルとクルド自治政府(KRG)の協力関係が、成立しているということであろう。

 その事はアラブ諸国にとっても、イラン政府にとっても、少なからぬショックであろう。

 

:ヨーグルトがコロナを治療?

 ヨーグルトの一種ケフィアがコロナに有効、という説がイスラエルで出ている。ケフィアがコロナウイルスによって引き起こされる、サイトカイン・ストームを治療するために、使用できることを示しているというのだ。

 ケフィアはヨーグルトに似ているが、一貫性は薄く、酵母や細菌などの微生物混合物で、牛やヤギのミルクを接種することによって、作られた発酵飲料だ。このことについて専門家は、ケフィアで他の実験を行い、分子が病原性細菌と戦う可能性があることを、実証することができた、と語っている。

 以前イスラエルからはタバコがコロナに有効、という説も出てきているが、その後そのタバコ有効説は立ち消えとなり、次には大麻の吸引が、やはりコロナに有効という説が出てきている。つまり、イスラエルではいろいろな可能性が、試されているということであろう。