『アメリカ軍イラクからシリアに武器搬入』

2021年3月15日

 アメリカ軍が大量の武器や軍事物資を、イラクからシリアに持ち込んだ、という情報が伝わってきている。これはイラクの北部のクルド自地区から、シリアの北部に運ばれたものだ。

 その内訳は武器、四輪駆動車、物流機器、燃料などだ、ということのようだ。これらの物資は、M4国際高速道路を通り、シリア北東部のハサカ県と、アメリカ軍の基地のデルズール県に運ばれたようだ。

 アメリカ軍はシリアの北東部に基地を持っているが、この基地はシリアの石油を盗むためのものだ、とシリア政府は非難している。上院外交委員会への証言の中で、ポンペオは、アメリカの石油会社が、いわゆるシリア民主軍(SDF=クルド民兵))の武装勢力によって、支配されているシリア北東部で、働き始めることを確認している。

 この武器搬入と同時に、シリア政府はハサカから数十トンの穀物を積んだトラックが、イラクに向けて出発したとも伝えている。米国はルクバン難民のために割り当てられた国連援助を押収し、テロリストの間でそれを配布するロシア、シリアは非難している。

ロシアとシリアは、米国はルクバン難民のために割り当てられた国連人道援助を押収し、タクフィリ(ISイスラム原理主義者のテロリストの間それらを配布すると言って

アル・ヤルビア(テルアビヤドか?)の街の地元の情報源を引用して、タル・アロウ村のサイロから、小麦を積んだ10台の軍用車両が、ワリード国境交差点を越えた後、イラク領土に向かったと報告している。この情報筋は、トラックは米国主導のミリシアの武装勢力によって、護衛されていたと付け加え、説明されている。