シリアのアルホール・キャンプで、クルド人勢力(SDF)は火曜日、反デーシュ治安作戦を行い、シリア北東部のキャンプで、53人のデーシュ・グループメンバーを、逮捕したと発表した。このあるホール・キャンプには、62000人が居住しており、IS(ISIL)のメンバーが難民に隠れて、居住しているということだ。
シリアのクルド・ミリシアSDFは「収容所で暴力的なテロ攻撃を行った、IS(ISIL)スリーパー・セルの指導者5人を含む、53人のメンバーを拘束した、ということだ。アルホール・キャプには主にイラク人と、シリア人が収容されており、その中にIS(ISIL)のメンバーと彼らの家族が、混じっているのだ。
これまでに、IS(ISIL)によって起こされた殺人事件は、40件にも及んでいる、と報告されている。問題はIS(ISIL)の支持者たちが、IS(ISIL)の背後にいるということだ。そのため、なかなか犯罪が明らかにならなかったのだ。
つまり、アルホ-ル・キャンプの内外にいる、部族のメンバーが殺人に協力している、ということだ。シリアを始めとしたアラブ世界では、部族間のトラブルは多く、処置のしようがきわめて困難だ、ということだ。