『ISがイラクで攻撃死者8人』
先週に金曜日にイラクのアルブードール村で、IS(ISIL)による攻撃があり、8人が死亡している。死亡者のなかには警察官、弁護士も含まれており、葬儀の場だったようだ。しかも、死者のうちの6人は死者の家族であり、女性も含まれていたようだ。
この事件は怨恨が原因していたようで、以前この犯行に及んだ人物は、村の中でIS(ISIL)のメンバーだと非難され、村には住めなくなった人物だった、ということのようだ。
この犯行者は以前、2017年に重要な役割を果たした、ハシド・シャアビをスパイしていたと言われ、今回はその報復に及んだもののようだ。
2017年のアメリカ軍の攻撃で、IS(ISIL)は敗北し、ほとんどの占領地を失っており、現在ではイラクの山岳地帯や、砂漠地帯に潜伏している模様だ。そして、そこでスリーパー・セルとして、戦いを続けているということだ。
つい最近、アメリカ軍がイラクからシリアに、大量の武器を搬出した、というニュースが伝わっているが、今回の攻撃事件と、なんらかの関係があるのであろうか。不明だ。